わが家の夏は　西日がよく入って暑いです
アルミ箔や赤外線をカットする膜も　いまいち
スダレを下げるのがベストか？　でももう一工夫したい！

◆窓から入って床や壁に当たる光を　来た方向に戻したい

「再帰反射板」と言うそうですが
自転車等の後に貼りつけている　赤や黄色の反射板がそれ！
でも　床に貼れるくらい広いものは　見当たりませんでした

◆で　ティッシュペーパーの空き箱を利用して作りました
こんなもの↓です

再帰反射するには
互いに直角に接する3枚の鏡が必要です（脚注参照）

上の写真では
三角錐（すい）の内側にアルミ箔を貼って3枚の鏡にし
それを12個並べて１ユニットとしました

三角錐の形は　ティッシュの空き箱の隅を利用し
１ユニット作るのに　空き箱４個使いました

これを床面や壁面にずらりと並べると
窓から入った光の多くが　元来た方向に反射されるはず
（実際の反射効率は　いいのかなあ？）

◆でも　作るのがすごく面倒！
それで　下のような　もっと簡単なものを作りました

これは1個の空き箱を　2段の階段状に変形して
各々の段に　アルミ箔を貼り付けたものです
直角に接する2枚の鏡面の組が　2組できています

互いに接する鏡面が3枚ではないので　不完全な反射です
（光の傾きようによっては　元来た方向に戻らないことも）

だから　光の向きの変わるのに応じて
配置の向きを調整する必要があります

◆それらのユニットを床に並べてみました↓

◆それで　どの程度の効果があったのか？
正直　よくわかりません

工作するのが楽しくてやっただけのことです
ティッシュの空き箱の再利用もできたし　良しとしましょう
ただ　床の掃除の時は　撤去する必要があるので　少し面倒！



※再帰反射板：互いに直角に接するように置いた3枚の鏡は
　光を180度の向きに反射する　という現象を利用したもの

　別の原理による　反射塗料を塗った反射材もあります
　夜間の車のライトの反射材などに　よく使われています（反射効率は不明）